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カスタマーサクセス用語集

フェーズ

Phase

(プロジェクト・ライフサイクル・ロードマップなどの)
開始地点から終了地点までの工程を複数に区切った際のぞれぞれの段階・局面のこと。

各フェーズが"状態"ではなく"行動"で表現されている際は、記載粒度によっては運用プロセスとほぼ同義になることがある。
フェーズを定義しておくことは、管理や分析の際に非常に役に立つ。

例えば、PMBOKに定められたプロジェクト管理では、プロジェクトを
①立ち上げ、②計画、③実行、④監視・コントロール、➄終結の5つのフェーズで定義している。

システム開発においては、
①要件定義、②設計、③開発、④テスト、➄リリース、⑥運用、⑦保守のそれぞれがフェーズであると言える。

そして、サブスク型ソフトウェア商品のカスタマーサクセスにおいては下記6つの区分、またはこれらをさらに砕いて細分類化したものをフェーズとして利用することが多い。

①オンボーディング
②アダプション
③リテンション
④リニューアル
➄エクスパンション
⑥チャーン


ちなみに、フェーズを考える際によく使われる単語である"フェーズゲート"とは、各フェーズにゴールを定め、それぞれのゴールを達成できたかどうかを判定する基準のことである。基準を達成しないまま次のフェーズに進んでしまうことを避けることで、致命的な問題や手戻りの発生を防ぐ。同様の意味で"クライテリア(評価基準)"という単語もしばしば使われる。